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矢野 哲平 / 「無料で学べるAIスキル、ロボシンク」代表
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GPT Storeが公開!GPT Storeの使い方やGPTs公開のために必要なコト

GPTを公開できるGPT Storeが公開されました。GPT Storeの使い方や、GPTs公開にあたり登録に必要なことを詳しく解説します。

GPT Storeが公開

日本時間の1月5日、早朝3時にChatGPT開発元のOpenAI社からメールが届いていました。

メールの内容はGPT Storeの公開を知らせるもの。来週、つまり1月12日付近に公開されるようです。

そして、日本時間の1月11日にGPT Storeが公開されました!

公開前は具体的な日時や地域が明記されてなかったでので、先にアメリカで公開されて日本での公開は先だろうと予想していました。

見事に予想が外れました..(ゴメンナサイ🙇‍♂️) 日本でもアメリカと同じタイミングでGPT Storeがオープンしました。

GPT Storeが見つからない?

GPT Storeが見つからないという声も聞きます。理由としては2つあると思います。

1つは単なる時間差。ユーザーによって実装されるタイミングが前後することがあるかもしれません。ブラウザのキャッシュをクリアするなど試してみてください。

GPT Store

画面左のサイドバーに「Explore GPTs」と表示されていればGPT Storeが使用できます。

そして、GPT Storeが見当たらない2つ目の理由としてはChatGPT Plusユーザーではないことです。

GPT Storeは(現時点では)月額20ドルの有料会員向けの機能となります。

GPT Storeの使い方

画面左のサイドバーから「Explore GPTs」を選択。

GPT Storeに移動するので目的のGPTsをクリックすればチャットボックスが開きます。これだけでOK。

GPTsはキーワード検索もできますが、ジャンルからも探すことができます。

ちなみに、毎週おすすめのGPTsを公式がピックアップするそうなので定期的にチェックすると面白いGPTsを見つけることができるかもしれません。

Introducing the GPT Store - OpenAI公式ブログ

GPTs公開に必要な登録手続き

GPT Storeへ公開するユーザーは手続きが必要です。具体的にはビルダープロフィールを設定する必要があります。

プロフィールアイコン > プラス設定&ベータ > ビルダープロフィールから設定可能です。

Builder profile

名前かウェブサイトの認証を済ませればOK。名前が簡単なのでおすすめです。

自分でブログやサイトを持っている人はウェブサイトの認証を済ませてもいいでしょう。ウェブサイトの認証にはドメインの認証手続きが必要となりTXTレコードの手続きが必要になります。

例として、お名前.comでTXTレコードを設定するリンクを載せておきます。

ネームサーバー、DNSについて - お名前.com

ところで...GPT Storeってなに?

順番が逆になりましたがGPT Storeってなに?という人のためにGPT Storeについて解説します。

GPT StoreとはGPTsを公開できる仕組みです。じゃあ、GPTsってなに?という話しになりますが、誰でも作って公開できるプロンプトです。

例えば、私が作ったGPTsに「News Letter Summary」というものがあります。これは海外の英語で書かれたニュースレターを日本語に翻訳、要約してくれるGPTsです。

シンプルなプロンプトで作りましたが、このように誰でもプロンプトを作成しそれを公開できるパッケージのようなものがGPTsです。

そして、それを大々的に公開できるのがGPT Storeというわけです。

iPhoneのApp Storeのようなものをイメージすると分かりやすいと思います。大元の会社が運営してユーザーが自分で作ったアプリ(GPTs)を公開できる仕組みです。

GPTsの利用に応じた報酬体系も

今後、GPTsの利用に応じた報酬プログラムが導入されることも発表されています。

GPTsの利用に応じて開発者の報酬が支払われる仕組みです。

例えば、私が開発したGPTsを誰かが使えば使うほど、私に報酬が入ってくるという仕組み。

GPT Storeオープンと同時に実装されませんでしたが、第1四半期に実装すると公式が発表しています。2024年中には報酬プログラムも開始すると見られています。

今後、GPTsの開発が副業になったりすることも..あるかもしれません。GPTsの開発自体は難しいものではないので挑戦してみてはいかがでしょうか?

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